「価値」が変わるから、熱中できるものを探せ!!
「価値」と聞いたら何を連想しますか。
多くの人は、お金に関連したことを思い浮かべます。今後、「価値」という定義が変わっていく中で、今回はなぜ「価値」が変わり、その中で私たちはどうするべきか考えていきます。
~「価値」=お金~
私たちは、資本主義経済の中で生きています。そのため、お金によってすべての尺度が測られており、豊かさとはお金をいかに多くもっているかである。人々は、その中で権力を持とうと、どうお金を稼ぐかを考えてきました。今ある大企業はその競争に勝ったため、今もなお存在しています。しかしながら、時代の変化によりお金自体の存在が弱くなってきています。
~求めるものの変化~
日本は、戦後非常に貧しい国であり生活水準も低かった。人々はお金を稼ぐことで食べることができ、いい暮らしをすることができた。つまり、お金があることによって人としての基本的な欲求を満たすことができたのだ。
今、現代は非常に豊かになっている。あらゆるものが満たされた世界になった。それにより、人々は人生の意義という次なる欲求を求めるようになり、お金から喜びや感動といった内面的欲求に変化したのだ。
~「儲かること」から「情熱を傾けられる」ものへ~
人々の欲求が変われば、世の中の価値が変ります。価値とは、多くの人が求めているものにあるものです。現代では、楽しいやすごいなど内面的欲求を満たすものが求められています。
では、何かその欲求を満たすのでしょうか。
「信じられない情熱で1つのことを取り組む姿」です。
人々は、人生の意義を探していますがなかなか見つからないものです。その中で、なりふりかまわず好きなことを追求する姿に感動し、尊敬する。そこに「価値」が生まれるのです。
だからこそ、若者全員にいいたいのは、
「誰かに合わせることなんてしなくていい。自分の好きなことをやれ!」ということです。
これからは、会社の中でうまく世渡りできる人が豊かな人生を送れなくなってきます。自分のオリジナリティを持ち、自分自身の価値を高めていかなければなりません。
個性は、自分の熱中できるもののなかにあります。人生を豊かに生きたいなら、誰に評価されなくてもやり続けられるものを見つける必要があると感じます。