【書評】金持ち父さん貧乏父さん
私が本書を手に取ったきっかけは、経済的な自由がほしかったためだ。
毎日決められた時間に仕事にいき、明日の仕事で悩むという憂鬱な日々を変えたかったから本書を読もうと思った。
みなさんも毎日嫌だと思っている仕事に、我慢して行ってないだろうか?
本書は、経済的な自由を目指すための考え方を示唆してくれるものである。
・学んだこと
本書を通して学んだことは、お金持ちになるためには「お金を自分のために働かせる必要がある」ということ。
サラリーマンとして働く人は、お金のために働いている。
だから、一生経済的な自由はやってこない。
お金を自分のために働かせる仕組みを作れる人が自由な人生を送れる。
ただ、勘違いしてはいけないのはお金を自分のために働かせるというのは、資産運用のことだけではない。
本書は、どのようにお金を働かせるかいくつかの例をもって説明している。
・感じたこと
本書を読む中で感じたことは、「現状に満足している人、向上心がない人、楽したい人は決して経済的な自由はやってこない」ということ。
今を変えたいと強く願い、行動できる人こそ経済的自由がおとずれる。
お金持ちになるための技術は、難しくはない。
しかし、実践するとなると話しは別だ。
自分自身に向き合い、誘惑や欲求さらには恐怖に打ち勝てる人のみが実践していける。
本書では、とにかく行動あるのみであると説明している。
お金持ちになりたいのであれば、本書の実践編を読んで心構えをする必要があるだろう。
・得られるもの
本書を読むことで、お金に対する考え方が変わる。
お金の知識というのは、ほとんどの人が持ち合わせていない。
だからこそ、お金について詳しくなることでお金持ちになるため一歩前に進むことができるのだ。
まとめ
大人気ベストセラーの「金持ち父さん貧乏父さん」。
1度だけではなく、繰り返し読むべきものであり、現状に不安を持っている人は是非読んでもらいたい本である。
【書評】GIVE &TAKE 「与える人」こそ成功する時代
世の中には、3種類の人間がいる。
①ギバー(人に惜しみなく与える人)
②テイカー(自分の利益を優先する人)
③マッチャー(損得のバランスを考える人)
ここで一つ質問。
「ギバー、テイカー、マッチャーの中で一番成功しやすい人は誰だろうか?」
ほとんどの人がテイカーもしくはマッチャーと考えるだろう。
本書では、一般的には損をしやすいと考えられているギバーこそ大きな成功を収めると提言している。
そしてその理由を解説するのが、本書の目的である。
・私が本書を手に取ったきっかけ
なぜ、私は「GIVE &TAKE」を読み始めたのかというとある書評サイトに「与えて搾取されまくっている人にグッとする1冊」と書いてあったためである。
私自身、営業の仕事をしているが、相手の利益を優先してしまい、自分が損をする経験があった。
搾取されているとまではいかないが、なぜ思い切ってって強気な提案ができないのかと悩んでいた私にとって、現状を打破するきっかけの本となるのではないかと思い手にとった。
本書を読んで感じたことは、
・相手の利益を優先して、自分自身が損してしまう人
・人の気持ちがわかりすぎて思い切れない人
には勇気を与えてくれる本だと思った。
・GIVE &TAKEを読んでよかったこと
1.相手の気持ちを思いやることが間違いではないと知れたこと
まず、GIVE &TAKEを読んでよかったのは、今まで「なぜ商品提案をするときに自分の利益となることを言えないのか」と悩んでいた自分が間違いではなかったと知れたことだ。
相手をおもんばかる気持ちは、必ず自分の利益に繋がることを本書を通して学んだ。
2.ギバーにも成功する人と搾取され続ける人がいるということ知れた
ただ、ギバー全員が成功するわけではない。
みなさんが考えているように搾取され続けるギバーもいる。
では、成功できるかできないか違いは何か?
成功できるギバーは、自己犠牲ではなく、他者志向を持っている。
また、他者の利益も考えるが、同じくらい自分の幸せにも力を入れる。
自分が幸せじゃないと他者も幸せにできないと考えているのだ。
成功できるギバーとそうでないギバーがいて、その違いを知れたことは今後の考え方を変えるきっかけとなった。
・GIVE &TAKEを読んで感じたこと
GIVE &TAKEには、ギバーとして成功した人の例がいくつも挙げられている。
読んで感じたことは、続けられる人がどれだけいるのかということである。
ギバーが他者に与えることは、すぐに返ってくるわけではない。
1週間後かもしれないし、1年後かもしれない。
与えることだけを考えて行動できる人がどれだけいるのか、そう感じた。
まとめ
私のようにテイカーに搾取されているなと感じている人にはぜひ読んでもらいたい1冊。
私も「この人にどんなことをしてあげられるだろうか」と常に考えながら今後生活していきたいと思う。
【書評】メタ思考トレーニング 発想力が飛躍的にアップする34問
私がこの本を手に取った理由は、「メタ思考」とか「メタ分析」という言葉をよく聞くけど意味分かんない!!と思っていたからです。
インフルエンサーやブロガーたちが、メタ分析が大切とか、これからはメタ思考だとか言っているのを聞いて、知ったかぶりしている自分からおさらばするために本書を読み始めました。
もし、「メタ思考って何?」と考えられていて、知ったかぶりしている人が私以外にいるならぜひ読んでもらいたいです。
1.メタ思考トレーニングとは
では、本題に入ります。
この本の内容を一言でいうと、「物事を一つ上の視点から考えてみることが重要だ!」ということです。
「一つ上の視点から考えてみる=メタ思考」であり、本書はメタ思考をするための基本や応用法が書かれています。
では、メタ思考とは具体的にはどのように考えることなのか、どのように行うべきなのでしょうか?
そして、メタ思考を身につけるとどんなメリットがあるのでしょうか?
2.メタ思考は「自分には理解できない世界がある」と認識するところから始まる
まず、メタ思考を行う上での基本的な考え方です。
メタ思考を行う上で大切なことは、自分自身理解できない世界があるということを知ることです。
自分を客観視して、自分を変えようとしない人はメタ思考は絶対にできません。
なぜ自分を変えようとしない人はメタ思考を身につけることができないのでしょうか?
それは、物事をそのまま、見たままでしか認識ができないためです。
メタ思考は、一つ上の視点から考えてみることです。
自分という1つだけの側面しか捉えることができず、かつ変えようとできない人はメタ思考を身につけることができません。
自分を客観視して、変化させようとするマインドを持つことがメタ思考をする上での準備段階となります。
3.メタ思考は「なぜ?」という問いから始まる
メタ思考をする上で筆者は、
①why思考トレーニング
を提唱しています。
①のwhy思考トレーニングとは、なぜ?という問いをすることで依頼に対する上位目的もしくは、本来の目的を考えることを言います。
言い換えると、目の前に見えているもの、聞こえているものを疑い、本来の姿まで考えを巡らせることです。
例えば、あなたが計画した飲み会が終わった次の日に、上司から
「昨日の飲み会、時間短かったんじゃない?」
と言われたとします。
もし、次の飲み会の幹事を頼まれたとき、あなたはどうするでしょうか?
本書では、上司の発言に対して「なぜ?」という問いをし、上司の本来の意図をどう読み取るべきなのか書いてあります。
このように、「なぜ?」と問うことで、他の人より一歩先の思考まで辿り着くことを目的にしています。
4.類似しているものから推測をして、借りてくる
みなさんは、アナロジーという意味を知っていますか?
アナロジーとは、「類似している」ということであり、アナロジー思考とは「類似しているものから推測すること」を言います。
アナロジー思考をするためには、物事を抽象化することが重要です。
抽象化とは、複数のものから関係性を見つけて、一般化することであります。
ここまで読んで、アナロジー思考ってどういうこと?と思われた人もいると思います。
書いている本人も読んでいるとき、さっぱりわかりませんでした。
よくよく考えて、よくよく噛み砕いて説明すると、
私たちが生活している世界には、一見まったく関係のないように見えて、構造や関係性が一緒であることがあります。
これまで生まれてきた斬新なアイデアは、まったく関係性のない世界から共通点を見つけて、応用したものにすぎません。
アナロジー思考とは、まさにまったく関係のないものを結びつけ、新しいアイデアを生み出すためにある考え方であります。
そのためには、物事を見て徹底して具体的に捉えることができるかが重要になってきます。
5.まとめ
本書では、メタ思考とは「物事を一つ上の視点から考えてみること」だと言われています。
メタ思考を身につけることで、物事の本質を見抜く力がつき、新しいことを生み出すアイデアが生まれてくるかもしれません。
話は飛躍しますが、今後AIが人間の仕事を奪うと言われるなかで、私たちに必要なのは新しく何がを生み出す力なのかもしれません。
メタ思考を身につけ、他の人の一歩先を行くことを目指しましょう。
新しく何かを始めるとき、何が大切か
何かをやってみたい。
そう思うがなかなか一歩踏み出せない。
踏み出したとしてもうまくいかなくて続かない。
そんなときはないだろうか。
今日は、新しく何かを始めたときどうすれば先に経験している人に追いつけるのか説明していきます。
1、できることを探してみよう
始めたころは、できないのが当たり前。
できないことは決して恥ずかしいことではなく、イチロー選手だって澤穂希選手だって初心者のときがありました。
ただ、始めたことの中でも他の人と同じくらいできることが何かあるはずです。
まずは、できることを探してみましょう。
肝心なことは、うまくできることを探すのではなく、恥をかかない程度にできることを探すのです。
ハードルはなるべく低く持ちましょう。
そして、できることを見つけたらそこだけを徹底的にやる。
他のことは、人に任せる。
少しずつやれることを増やしていけばいいんです。
大切なことは、始めたことをすぐやめないこと。
自分の中のハードルを極限まで低くして、できることをやり自信をつけましょう。
2、とにかくまねる
上手な人の方法をまねましょう。
観察あるのみです。
もし、近くにいないのであればインターネット上で見つければいいのです。
なぜあの人はうまくできているのか。
一度だけでなく、何度も何度も観察して発見したことを
一つずつ自分の中で試していく。
そして、自分に合うものだけ採用する。
このサイクルを作りましょう。
まねることは悪ではありません。
あなたの成長を助けてくれるものです。
3、先に経験している人よりも練習をする
ものすごく当たり前のことですが、経験者に追いつきたいのであればその人よりも練習をするしかないです。
他の人がやっていない時間、例えば休みの日や正月などを意識して練習を行う。
そうすることで少しずつでも差がなくなっていきます。
なにより他の人より練習していることが自分に対する自信にも繋がっていきます。
以上3つのポイントを書いてきましたが、
新しく何かを始めたとき重要なことは、自信をなくさないことです。
うまくできない→自信をなくす→つらい→やめる
この流れが一番最悪です。
せっかく一歩踏み出せたのにやめてしまうなんてもったいないです。
とにかくできる自分を見つけて承認欲求を満たしましょう。
このポイントは、筆者の体験によるものです。
環境の変化により仕方がなく新しいことを始めさせられた経験の中で、うまくやっていくためにひねり出した答えです。
これから部活などで新しいことをはじめようとする学生さんや、健康のために新しく何かを始められる方の参考になればと思います。
ありがとうございました。
走ること=人生を見つめなおすこと
走ることが好きだ。
この感情は、学生のころにはなかった。
何故なら、学生時代は時間が膨大にあり自分自身について考えることができたから
社会人になると、仕事に追われ飲み会に誘われ土日はぼーっとテレビを見ているか
興味もないのにショッピングに出かける。
そんな忙しい毎日を過ごしているあなたへ朗報だ。
とりあえず走ってみよう。ジョギング程度でいい。
走ると聞くとダイエットとか健康とか連想されるが、悩んでいるときに走ってもらいたいのだ。
疲れずに走るためのコツは、人生をうまくわたっていくコツに繋がっている。
まず、疲れずに走るコツは足をとめないこと。
一度立ち止まったらもう走りだすことはできない。
走りだしたとしても、前よりもつらい。
だから、ゆっくりでもいいから走り続ける。
次に、顔をあげて遠くを見て走ること。
足もとをみていると自分がどんなペースで走るべきなのか見失う。
遠くの目標を見ているから最後まで走りきれるのだ。
最後に、考えすぎないこと。
腕の振り方とか、ペースとか難しいことは考えない。
とにかく息が上がらないペースで、楽に走ればいいのだ。
体が温まれば次第にペースは上がってくるし、フォームもきれいになる。
どうだろう。
疲れずに走るコツは、人生において重要な考え方ではないだろうか。
継続は力なりという言葉があるように、諦めずにコツコツ積み上げていくことは重要であるし、目の前の問題にとらわれすぎてうつ病になってしまう人もいる。
走るとは、人生を見つめなおすキッカケになることだ。
体を動かすことが嫌いな人も、だまされたと思ってジョギングしてほしい。
ただ、疲れない程度にだ。
そうすると今まで悩んでいた問題が、大したこと問題ではないことに気がつくだろう。
ご祝儀と1万円札廃止
こんにちは。大森太輔です。
今日は、日記も兼ねて今日あったことを書きたいと思います。
みなさんは、結婚式に何度出席したことがあるでしょうか。
僕は、明日が初めてです。
なんの知識もなく前日を迎えてしまい、ご祝儀すら用意してませんでした。(汗)
ご祝儀は、新札じゃなくてもいいだろ!と思いつつ休日も営業している銀行へ。
ただ、新札に変えるだけの客なんていい迷惑だなと思いつつ並んでいると、
「キャッシュレス推進へ協議 官民一体設立検討」のニュース!
日本は、欧米や中国よりキャッシュレス化が遅れており、官民一体で推進するとのこと。
そこで気になるのが、1万円札の存在です。
前々から1万円札の廃止が検討されていることはニュースになっていました。
マネロンや闇取引、偽造紙幣など犯罪を防止となり、電子マネーの普及が行われるのがメリットと言われています。
この時、僕は思いました。
「もし廃止になったらご祝儀はどうすればいいのか…。」
5000円、1000円で渡すのも枚数が多すぎですし、何より割り切れるケースが増えてしまいます。
振込は、なんかいやらしい感じがします。
今までは、廃止になってもなんの問題もないでしょ。と楽観視していましたがまさかこんなところに落とし穴が…。(笑)
将来的には、電子マネーでご祝儀を払う時代がやってくるのでしょうか。
そんなどうでもいいことを考えた1日でした。
自分とは何者かを知れ!!
こんにちは。大森太輔です。
今回は、「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」という本について簡単にレビューを書いていきたいと思います。
この本が私たちに提示している問題は…
『長寿化の恩恵を最大限に受けるためにはどうするべきか。』
というものです。
これからテクノロジーの進歩により私たちの寿命は延びていきます。
この本の中では、2007年に生まれた子の多くは、100歳まで生きると定説しています。
では、私たちは長寿化の中でどうすれば豊かな人生を送れるでしょうか。
私は、「自分とは何者か」という考えをもち続ける必要があると考えます。
長寿化は、私たちに「時間」というものを与えます。
生きる時間が増えるということは、取り組めることが多くなること、そしてさまざまなことが経験できるということです。
つまり、人生の中でいくつかの選択をする必要があり、そこで誤った選択をすると与えられた時間を無駄にしてしまうのです。
もし、自分がなにするのが好きで、何が向いていないがよく理解していれば選択の失敗は少なくできます。
生きる時間が長くなったときほど、自分を見つめなおす必要があるというわけです。
これを奇跡的に最後まで読んでいただいた読者に言いたいことは、自分自身に素直になって今やっている仕事や勉強が本当にやりたいことなのか一度立ち止まって考えてほしいということです。
自分とは何者なのか…
考えてみてください。
以上大森太輔でした。